めだかのお池



かわいいメダカたちの日々の様子 成長の記録など


メダカは群れる?


ビオトープのメダカと比べて、池のめだかを写真に撮るのは結構難しいです。
動きもはやいし、レンズのピントがあうのを待たずに葉っぱの陰に隠れてしまったりするためです。

それに比べて金魚は、こちらが姿をみせると
群れをなして寄ってきてくれるので
比較的簡単にカメラに収めることができます。

金魚はいつも群れて泳いでいますが、
メダカはそれぞれ、自由に泳いでいる感じです。




めだか チームB(=Biotope)


メダカがどんどん増えてきたので、生息場所を3箇所に分けました。
お庭の池、睡蓮鉢、 そして最近完成したビオトープの中。

こちらは睡蓮鉢の中のメダカ達。
ホテイアオイの根っこを観察しようと、株を持ち上げてみると
葉っぱの陰にかくれていた小さなめだか達がわらわらと泳ぎ出します。



びっくりさせてごめんね・・と心の中で謝りながら
その慌てぶりがかわいくて。


そして、こちらはビオトープの中で悠々と泳ぐ赤ちゃんめだか。
さすが、ビオトープは、水が澄んでいてきれいです。




ホテイアオイのその後


ホテイアオイの繁殖力には目を見張るものがあります。
池を覆うようにどんどん増えて、紫色の花を咲かせています。



ホテイアオイは、 日当たりのよい場所に放置しておくとどんどん育ってくれます。
病害も少なく、強いて言えばアブラムシがつくぐらい?
大量の根は、メダカが卵を産みつけるのに最適で、
屋外飼育・屋内水槽、どちらでも大丈夫だそうです。 その上、安価。

良い事ばかりのように思えるホテイアオイですが その繁殖力ゆえに、
メダカの成長を邪魔してしまうこともあるようです。

根が繁りすぎてしまうと、メダカが根に絡まってしまうこともあります。
元気な葉が水面を覆いつくしてしまうと、日光がメダカに届かず、 生育の邪魔をしたり、
病気になりやすい状態をつくってしまいます。

ホテイアオイのことを調べていると、注意点として
『自分で管理できない場所では育てないようにしましょう』という文面をよく目にします。
実際、あちこちで野生化しているホテイアオイは、
肥料分の多い水域では、あっという間に水面を覆い尽くし、
水の流れを滞らせ、水上輸送や漁業の妨げになることもあるようです。

やはり、生物は何でも、責任を持って育てないといけないですね。

また、冬はほとんど枯れてしまうため、冬越しは難しいようです。
花期は10月まで。 残り少ないこの時期を楽しみたいと思います。


ホテイアオイのお仕事


赤ちゃんメダカは、見るたびに増え続けています。
メダカは、ホテイアオイの根っこに好んでたまごを産むとのこと。
では、根っこを見たら卵を発見できるかも?
と思いビオトープの鉢から出して見てましたが・・・
残念ながらそれらしきものは見当たらず。
ホテイアオイの根は黒いもじゃもじゃやした細いものと、白い太めのもの、
2種類あるのですが、メダカは主に白い根の方に卵を産みつけるそうです。



またちょくちょく根っこの観察もしてみようと思います。

その他、ホテイアオイは水中の窒素リンなどの吸収が
他の水草などに比べると良く、水質浄化の効果もあるそうです。
その反面、たいへん繁殖力が強いので、育て方によっては
金魚の成長の邪魔をしてしまうこともあるとか。
その辺はまたお勉強しようと思います。


デビュー前


池を覗いていると、産まれたばかりの赤ちゃんの姿がたびたび見られるようになりました。
メダカの繁殖期は4〜10月頃まで。
その中でも、6月中がピークで真夏前には産み終わることが多いそうです。

ホテイアオイの根元付近に卵が付きやすいとのことなので、
それも功を奏したのか、みるみるうちに増えるめだか達。



赤ちゃんのめだか・・・見えますか・・・?

赤ちゃんメダカは、まだ池にはデビューできないので、
ホテイアオイが浮かんだビオトープの中に。


めだかの種類


水面で光りを浴びてオレンジ色にひかるメダカたち。
このオレンジ色のメダカは『ヒメダカ』という種類のようです。

私たちが目にするメダカは
この『ヒメダカ(緋目高)』と、
黒っぽい色をした『クロメダカ』の2種類が多いような気がします。

『クロメダカ』は、日本の野生型のメダカの通称で、
黒色、黄色、白色、虹色の4種類の色細胞を持ちます。
その色細胞の有無または反応の違いにより、突然変異で色が変わったのがカラーメダカ。
『ヒメダカ』は、カラーメダカの1種で黒色色素の欠乏により、
オレンジ色の体をしています。



その他、シロメダカ、アオメダカ、透明メダカなどがあるようです。

また、『ブラックメダカ』という種類もありますが、これは野生種の黒メダカとは異なり
黒の部分が強く出た個体同士を掛け合わせたものです。
色の出具合によっては、野生種の黒メダカと見た目は違いがわからないものもあるようです。

野生のメダカは、今や、絶滅危惧種に指定されています。
養殖はされていても、自然環境で生息するものが減少すれば絶滅危惧種とみなされます。
気軽な考えで、自宅で飼っているメダカを川などに放流したりすると、
遺伝子型が異なるため、野生種の減少に拍車をかける結果になってしまうそうです。
小さくても大切な命ですし、きちんと育てないといけないですね


今日も元気です


広い池にお引っ越ししたメダカ達は水の中を泳ぎまわっています。
やはり水槽の中にいるよりも、活発に動いているようで
写真に収めるのも一苦労です。



水草やすだれなど、日陰があるのも良いようです。
睡蓮の葉の影に隠れてしまうのを追いかけて
気が付くと随分シャッターを切っていました。
睡蓮の花もとてもきれいに咲いて、思わずパシャリ!


すだれの効果


暑い日が続きますね。
直射日光があたる場所にある池は
日中は水温が相当上がってしまいそうなので
すだれで日陰を作ってあげました。



すだれの効果はあなどれない!という声は多いです。
適度な日陰ができて、風通しのよいすだれが
メダカ達にとって心地よい環境をつくってくれることを期待します。

しかし、今年の夏も暑い!
メダカ達も心配ですが、自分の健康管理もしっかりしなくては!


お引越し




メダカたちが大きくなってきたので、水槽からお庭の池にお引っ越しをさせることにしました。
メダカは飼育密度が低いほど、元気になるようなので、
水槽の中よりも広い池の方が、メダカものびのび暮らせることでしょう。

風にゆれる水面と睡蓮の花が涼しげで
これからメダカの観察も楽しくなりそうです。


こんなに大きくなりました




3週間前は赤ちゃんだったメダカ達が、こんなに大きくなりました。
夏は、メダカの飼育には一番気をつかわなくてはいけない季節だそうです。

まず水温。
夏場は日向で放っておくと、水温はすぐに40℃近くになってしまう可能性があります。
メダカが活発に動く適度な水温は25〜28℃。
なので、暑くなりやすい場所では直射日光があたるところは避ける、
すだれなどで日を遮る、などの工夫が必要になります。
できたら、午前中に日が当たり、午後は日の当たらなくなるような場所が理想です。
太陽の光がまったくあたらない場所だとメダカが病気になる確率が増えるので、
適度な時間(1日2〜3時間以上)は日光が当たる場所に置くことも必要なんだそうです。

そして水質。
夏は他の季節に比べて水が濁りやすいので、水もこまめに換えるする必要があります。
えさの残りなどが水中にあると、水が汚れやすくなるので、えさのやりすぎにも要注意。
水を換えるときは全体量の3分の1程度を目安に、3〜4日に1度、換えるのが良いようです。

今年の夏も猛暑の予想が出ています。
メダカたちが元気に過ごせるように、しっかり見張っていないと。


はじめまして♪




春に生まれためだかたちです。
まだ半透明の小さな子達が泳ぐ姿はほんとうにかわいいです。
めだか飼育初心者・・ですが、
これからこの子たちの成長を見守っていきたいと思います。
よろしくお願いします。