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ネットで目に留まった信楽焼。 信楽焼はちょっと贅沢。 でも品の良いスタイルの大鉢がいくつもあり 庭の景観にマッチする鉢を見つけやすい。
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植え込む植物はお店で買ったヒメスイレン・ミゾカクシ・
ネピキグサ・サジタリアグラミネア4種類と、
金魚池で大繁殖中のホテイ草と浮き草のあわせて6種類。
■ヒメスイレン(スイレン科 学名:Nymphaea cv )
温帯性の睡蓮。直径5cm程度の小さい葉。4〜10月まで花をつける。耐寒性がある。
■ミゾカクシミゾカクシ属(みぞかくし属 学名:Lobelia)
ミゾカクシは地を這う細い草。暖帯や熱帯に多く、形態は多様。ツボ型の花をつける。
■ネピキグサ(カヤツリグサ科 学名:Machaerina rubiginosa)
細長い葉を持ち直立する湿地の植物。
■サジタリアグラミネア(オモダカ科 学名:Sagittaria graminea)
葉は細長く束になる。20cmの大きさになる。白い花をつける。耐寒性が良い。
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各プランツの配置を考える。
水面を基準にプランツの高さをあわせるため2グループに分けてみた。
それぞれを小さな鉢にわけて水中に沈める。
*** 小鉢1にはヒメスイレンを植える。
小鉢1の内側全体を、園芸用椰子マットで覆い、「水生植物の土」を少し入れる。
今回使用した「水生植物の土」(写真1)は粒状になっていて(写真2)、水を含むと硬くしっかりと固まるので初心者には使いやすく、また肥料も含んでいるので便利。他にも「睡蓮の土」(写真3)も使用したことがあるが、これも細かい顆粒状で使いやすい。水草専用の土には、水を含むとドロドロの粘土状になるものもありのだが、水流で巻き上がり水全体が濁りやすいのであまり使い勝手は良くない。
スイレンの茎が真ん中に来るように配置し根の間に土を丁寧に入れていく。
ぎゅうぎゅうと土を押し込んだりしないように。
茎のてっぺんが鉢土の表面より少し出るくらいで植えつける。
これでスイレン小鉢は出来上がりですが、このまま大鉢にいきなり入れてしまうと余分な土が水に浮き上がってきますので、一度バケツなどで土を落ち着かせてから大鉢に入れる。
ジョーロやホースで水で土がなるべく舞い上がらないようゆっくり水を注ぐ。
1〜2日で土に水が浸み込みしっかりと固まる。
*** 小鉢2にはミゾカクシ、ネビキグサ、サジタリアグラミネアを寄せ植えをする。
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前に背の低いミゾカクシ、後ろにグラミネアとネビキグサをバランスよく植える。土を平らに整えたら白い玉石を並べる。石を敷き詰めておくと見た目も良いし土が水流で舞い上がるをが防ぐことができる。
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*** 睡蓮鉢に小鉢1,2を入れ、水を注ぐ
水面からスイレンは10cm、寄せ植えは5cmになるように小鉢の高さを調整する。玉砂利や土管をいれて鉢が安定するように注意する。土管はメダカの隠れ家にもなるのでよいと思う。
あとはホテイ草や浮き草を浮かべ、 メダカをいれれば完成。
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!ビオトープ Tip's
水が蒸発して減ってくると小鉢の水面が下がり、草が枯れるので水の補充は欠かさないように注意する。また、真夏の暑さで水温が高くならないよう、昼間の直射日光があたらない半日陰におく。タニシも水草からやってきた仲間たち、コケを食べてくれるので鉢がいつもきれいでうれしい。めだかは水草の根やボウフラやプランクトンを食べるのでエサやりはあまり気にしていないが、やはりペットショップで売っている「メダカのエサ」は美味しいらしくよく食べる。3日に一度くらいはあげているのだが、そのうち人が鉢を覗き込むと寄ってくるようになりとてもかわいらしい。 |
夏も終わるころ、新しく完成したウッドデッキにビオトープを移動する。
サイプレスの木の模様と白い信楽焼はとけ込むようにマッチする。
今日はちょっと寒いくらい・・・
もう秋の風が吹く季節がやってきた。
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