Garden Taps
 水回りも気品よく簡単にまとめる  
  園芸にはかかせない「水」。
庭にはいくつかのガーデンタップがあり、日々の水やりに活躍している。
お庭に馴染むような少し感じの良いガーデンタップにまとめたい。
しかし、本格的に煉瓦を積み上げて作るのはすこし大変・・・。
そこで、花壇に利用する「Flower Bed Block」を利用して2つのガーデンタップをまとめてみた。

 

コンクリートで基礎を作る。 おおよそのブロックの位置を鉛筆でトレースし、そのラインに合わせてモルタルで台を作る。
もともと建物のたたき部分でコンクリート仕上げだが水平が出ていないので、基礎を用意しなければならない。
水準器を利用して水平にモルタルを仕上げるのが結構難しい。
 

モルタルが固まったらブロックを仮置きして具合を確認。
ブロックは円形を2個とストレート1個で、ストレートブロックは半分に切断して使用する さらに鉛筆で設置位置をトレースする。
 

トレースしたラインに合わせてブロックをコンクリート接着用ボンドで固定する。
接着面をきれいに掃除してポイント部分に接着剤をたっぷり塗る。
割り箸ですくって塗っている。このボンドはかなり強力に接着する
 

接着剤が固まったところでモルタルを流し込み底面を仕上げる。水の流れを考えて傾斜をつける。



おおよその高さが決まったところで排水溝のパイプを切断する。 底面をきれいにならしながら仕上げる。 手持ちのコテが中くらいのサイズであったため、狭い場所はやりにくく、仕上がりもあまり良くなかった。
コテは大中小必要なことを実感した。
 

最後に排水溝のふたをつけてモルタルが乾くのを待つ。
作業時間はトータル2時間程度で完成。


「Flower Bed Block」はホームセンターで1つ700円程度で手に入り、簡単にそれなりの雰囲気を作ってくれる便利なアイテムだ。
1つめは角形の標準スタイル。もう一つは半円形の材料を使用。
実際に使ってみて、大量の水を流すと横から水漏れをしてしまうために周囲をグレーのコーキング材ですきまをふさいだ。
また、ブロックは花壇用のため、通常、正面しか見えないことから背面の処理が良くない。
覗き込むと正体がバレてしまうが、使っていてさほど気にならない。



  東側の水栓も作業手順は上のガーデンタップと同様で、
モルタルの下地を固め、周りを煉瓦ブロックで囲う。
場所がガーデン・シェッドの横ということで、作業が少し大変。
スクエアの形状にまとめて変化をもたせてみた。



  お庭の水やりは毎日の仕事。
ガーデンタップができてから、周りが水びたしにならず
快適に水撒きができます。
レンガやテラコッタで作った道や花壇の雰囲気にも
自然になじんで、お庭仕事も楽しくなりました。

 使用した材料と道具たち  

Flower Bed Brick
表面がれんが風に
なっている
ブロックです。
ミユキ【乾燥生コン】
水と練り合わせるだけで
使用できる
簡易モルタル。
コニシ 【ボンドK120】
コンクリート・モルタル面へ
強力に接着できて
おすすめ!

ブロックを切削するには
サンダーを使用。
モルタルを練る箱や
 スコップやシャベルなど。
 このモルタルを練る箱は
「トロ舟」といいます。
コンクリート用のこて
今回使用したのは
中塗り鏝という形の物。
色々な大きさがあると
便利。
水準器は、
必需品。

▲ TOP