Garden Tool Shed  
     ガーデニングに必要な道具たちを、わかりやすく収納したい。
納屋写真4 ガーデニング作業が本格化するに従い少しづつ農具が増えてきて、小さな市販の物置はあっという間にオーバーフロー。
ちょうど工芸小屋を作った際に出た余剰部材でガーデンツーシェッドを制作し収納力をアップした。
余剰部材はドア(2枚)、外壁材、屋根材があり小さな小屋が充分に作れる材料だ。
骨組みになる2X4材のみを10本程度調達。
基本は2X4構造。2X4材で骨組みを作り、そこに外壁を貼り付ける簡単な構造とする。
大きさは今の空間から作れる最大の寸法として2400W×700D×2400Hと決定。
納屋写真2  
 基 礎
母屋の基礎(たたき)部分に製作するため地盤はコンクリートで都合がよい。
排水勾配があるため、コンクリートブロックではうまく高さが作れずモルタルで基礎をつくる。
排水は小屋の下側を流れることになる。
 
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納屋3    枠
2X4の枠を作り、それを組み合わせて3方向の壁の骨組をつくる。
左右の2枚の枠は母屋の壁面に直接固定することで強固に設置できたためブレスによる補強は必要なくなった。 つなぎ部分は一部金具を利用している。

 外壁ばり
集成材に表面処理された外壁材を取り付けた。残材の廃物利用のため、9mmと12mmの2種類の厚みの板が混在してしまいパッチワーク的。
その外壁材を50mm幅に切り出して白ペンキで塗られている部品にあたる枠取りを行う。
納屋写真4  
 ドアの取り付け
ドアはガレージ用のため、とても大きく開口するが、毎日の開け閉めでは重くて不便なことに気がつく。そのため両サイド部分も小さなドアにして小物の出し入れはこちらを利用することにした。
右側はW28×H92 上下2枚の小ドア、日常頻繁に利用する園芸ハサミなどの小道具収納。
左側はW30×H182の長ドアとし、収納場所に悩む園芸用支柱を収納するようにした。
ドアは外壁材に枠を取り付けた簡単な構造なので、そのため、材木の歪みが原因でうまく開かない題が発生したが。高さを調節して何とかクリアする。 ドアの取っ手は2X4材から削り出して制作した。
 
 
 
 
   屋根はり
屋根は12mmのコンパネをはり、その上にルーフィング(防水シート)を貼り、最後に屋根材としてアスファルト系のシングルを貼っている。
いずれも特殊な材料だが小屋の残材利用だ。
   塗 装
塗装はお庭のグリーンを延長した明るいぺパーミントグリーンにまとめて、アクセントにホワイトのラインを。
ちょっと目立ちすぎたかな? ^o^;
内部に使用した2X4材は防腐のためにステイン系の塗料で塗装した。
   内 部
内部は2本の2x4で横にバーを流して農具をかけた。
右サイドは300Dの棚に。既存の物置小屋の棚で余っていた棚板がぴったりなので流用。
園芸・農具だけで無く、ねこ(一輪車)、収納でき、庭のツールがすっかり収まった。
スコップや丈の長いものは大きなドアから、サイドの小さなドアからは、枝きりばさみやバインド、
園芸支柱などをすぐに取り出せるのでとても便利。
ドアが大きく開き、使いたいものがすぐに見つかるのも利点のひとつ。



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